「ソニマニ・サマソニ観戦記〜本当に地蔵はいたのか〜Part2」

「やっべ〜実質3時間しか寝れてないわ〜〜」とか思いながらバスでQVCマリンフィールドに。今年からリストバンド交換所の場所が変更になったため準備に手間取ったものの定刻10時ちょうどにビーチステージ到着。朝飯のなんたらケバブをほおばりながら開演を待つ。

〜石崎ひゅーい〜

みんな!エスパーだよ!」のED曲「夜間飛行」目当てで観賞。「夜間飛行」以前にテレビで取り上げられていた時の印象は「ま〜た下北サブカル連中のおもちゃがでてきやがった()」ぐらいにしか思っていなかったのだが、じっくり聴いてみるとこれが中々良曲が多かったりする。特に先述の「夜間飛行」は毎回ドラマのEDでほぼ各回ごとに異なる映像との演出の妙と金曜深夜というタイミングが重なって強い訴求力をもった曲になっていた。2曲目でいきなりその「夜間飛行」を繰り出してひゅーいと観客のテンションが一気に高まったかと思うと、ラストの「夜空を飛んで〜」のコール&レスポンスで勢い余ってひゅーいがステージから思いっきり転落!ビーチステージは文字通り砂浜に組まれた会場のため白いシャツに砂まみれとなってしまったひゅーいであったが、その姿に会場から熱い歓声と声援が飛び交う中その後もマイペースに歌い続け、ラストの”宇宙一のマザコンソング(本人談)”「第三惑星交響曲」ではステージから飛び降りて海に向かって走り出したかと思えばそのままステージ裏を一周してもう一度ステージから飛び降りて観客とシンガロング(!)という気迫あふれる30分間のパフォーマンスだった。
石崎 夜間飛行 - YouTube

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〜VOLBEAT〜

初日のマリンステージのラインナップはヘッドライナーのメタリカを始めとした別名「天下一メタル武道会」と言われるほどの濃く熱いメンツが揃っていた。その中でトップバッターを努めたのがVOLBEAT。海外のフェスでは既にヘッドライナーを努めている大物の初来日ということで事前評判も高かった。体力温存も兼ねて3階席からビール片手にのんびり見ていたのだが、キャッチーなメロディ&武骨なサウンド&ドイツ人独特の野太い歌声が相まってひたすら漢くさいといった印象。炎天下の青空の中、ワンオク&ホルモン待ちの客が「Johny Cash」でサークル作ったり、ぽんぽんペットボトル投げてるのを見て「あー夏フェス来たわー」と実感しながら、自分も折角だからアリーナに降りようかと思ったところアリーナの入場待機列が既に500M近く伸びており、とてもじゃないが待ってられないためすごすごとスタンド席に引き下がることに。

ONE OK ROCK

そんなこんなでスタンド席に向かう途中ではワンオクのタオルを身につけた10代ぐらいの女の子や、4〜50代のマダムがワンオクのTシャツを着ながら談笑している姿が見受けられ「なるほど」と思いながら空いているところに陣取ることに。セットリストはシングル中心のフェス仕様で現状の邦楽ラウドの先頭を突っ走るバンドの勢いが感じられる演奏。特にTakaの遠くまできれいに抜ける歌声は見事。「幼少期に部屋で鼻歌を歌っていると親父が『音程が違う!!!』と怒鳴り込んできた。」というだけのことはある。しかしあまりの暑さに観客もへばり始め、ラストの「完全感覚Dreamer」〜「The Begining」という鉄板の流れも今ひとつ観客の動きが鈍かったのがもったいなかった。

マキシマム ザ ホルモン

今年のロッキンでもワンオク→ホルモンの流れだったようにどちらのファンも「暴れたがり」という点では共通しているため親和性が高い。そのためワンオクの時点で暴れすぎたハラペコたちがホルモン前に退出(!)という事態が発生。この日の最高気温は37度の酷暑であり、アリーナは足場が鉄板もしくはゴム板のため強烈な照り返しが更に体感温度をあげる灼熱地獄と化していた。そんな中1曲目「What's up, people?!」でスタート。自分もスタンド席で座りながらヘドバン&エアドラムしながらテンションを上げようとするが、ひたすら汗が止まらず軽くめまいがするほどだった。新曲の「便所サンダルダンス」後のMCでナヲが「今日のテーマは『生きねば!』」と叫び「ひこうき雲」を歌いだしたのにも笑ってられないほどの暑さでアリーナの隅っこは完全に死体安置所と化していた...その後も「シミ」〜「ぶっ生き返す」といういつもなら会場大盛り上がりの流れでも、とにかく観客一人一人の動きが重い。サークルを作ってもみんなくたびれているから誰も中心に突っ込めないという有様。パフォーマンス自体は新たにフリーザの台詞がサンプリングされた「『F』」や予襲動画が物議を醸した「恋のスペルマ」などなど新参も古参も楽しめる内容だったが、定番の「恋のおまじない」が「恋のスペルマ」前で行われたため会場が「やっと終わる...」と安堵感に浸ったのも束の間、ラストに「恋のメガラバ」をぶち込む凶悪セットリスト!パフォーマンスが全て終わる頃にはスタジアムの周りにハラペコの死体の山が築かれていてさながら野戦病院の様相であった。

(Part 3に続く)