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「ソニマニ・サマソニ観戦記〜本当に地蔵はいたのか〜Part3」

BULLET FOR MY VALENTINEを諦めて、超絶炎天下のマリンを早々に脱出。ヘロヘロになりながらもJAKE BUGGが演奏中のマウンテンステージを通り抜けてメッセ内フードコートに。ソニマニの時から気になっていた冷やし明太子茶漬けをすすりながら体力回復を待つ事に。ご飯と明太子などの入ったお椀に氷とペットボトル緑茶をぶっかけただけの代物なのだがこれがまた疲れた体に染み入る。

〜IDOL SONIC(バニラビーンズ LinQ ベイビーレイズ hy4-4yh DIVA)〜

今年の夏フェス界隈で最も話題になったのが「アイドルのロックフェス大量出演」。ロッキンがDJ BOOSEに各日2〜3組のアイドルを出演させたのに対抗してか、サマソニもIDOL SONICという形で急遽アイドルの大量投入を試みた構図である。ロッキンと大きく異なるのはステージの規模。ロッキンはDJ BOOSEという背面に巨大LEDが設置されたオールスタンディングの中規模ステージ(キャパ1万)で完全”ライブハウス”仕様なのに対してサマソニはフードコート内に設置されたデパート屋上規模のステージでフロアに長椅子が設置された完全”休憩所”仕様というお世辞にもアイドルライブに向いているとは言えない環境であった。前年同ステージに出演し、好評は博したBABYMETALが今年はRAINBOW STAGE(キャパ1万)に格上げ、前年RAINBOW STAGEに出演したももクロが今年はMOUNTAIN STAGE(キャパ2万)に格上げという”成り上がり”ストーリーが形成されつつあるという事で「今年はどのグループが成り上がれるか?」と一部で注目を集めていた本イベントだが開演前の客層をチェックしてみると前列の長椅子エリアにはたまたま休憩に来ていたカップルや親子連れが集まっているのに対して後列の立ち見エリアにベビレTやLinQTが固まっているという様子。開演するとMC役のバニビが安定のトークで客席を暖めながら本人達のライブパートに。「マスカット・スロープ・ラブ」〜「チョコミントフレーバータイム」〜「東京は夜の7時」の鉄板セットリストに引き寄せられ観客が増えてきたところでライブ終了。2番手はLinQ。前述のロッキンでは出場アイドルの中で最も苦戦していたという声が聞こえていたが立ち見エリアのオタ達の熱量に押され中々の盛り上がり。3番手はベイビーレイズ。2月のイベントから約半年のあいだに朝ドラ挿入曲,ミスiDファイナリスト,アウトデラックス出演などの運営による少々強引なプッシュも手伝ってか本イベントでは一番集客出来ていたかと思う。序盤に「JUMP」〜「ベイビーアンビシャス」で盛り上げた後のMCでなおすけが「今歌った2曲はそれぞれDragon AshのHIROKIさん、TOTALFATのkubotyさんに提供して頂きました〜!」と紹介すると客席からはどよめきが。続いて「暦の上ではディセンバー」を歌う事への思いを熱く語ってから曲に入ったのだが前2曲がごりごりのギターロックなのに対して「暦の上〜」は80年代ピコピコ打ち込みサウンドのため今ひとつバランスの悪さを感じたものの、やはり朝ドラ効果か客席は大盛り上がり。その後のパフォーマンスも全員動きがキレキレでサマソニ出演に対しての強い気合いが感じられる充実した内容だった。


バニラビーンズ / マスカット・スロープ・ラブ (MV) - YouTube


LinQ - 「HANABI!!」(ショートバージョン) - YouTube


暦の上ではディセンバー/ベイビーレイズ - YouTube

〜coldrain〜

IDOL SONICもそこそこにベビメタ待ちも兼ねて隣のRAINBOW STAGEに移動。この日は本ステージ出演順のラスト2組がCNBLUE FTISLANDだったためフロアのいたるところに明らかにそれ目当てのマダム、女子が散見された。去年はももクロの前がFear, and Loathing in Las Vegasだったため彼らの楽曲を知らないモノノフが最前エリアでモッシュ地獄に巻き込まれて大惨事ということがあったので今年はcoldrain〜BABYMETALでどれだけのCN FTファンが潰されてしまうのかと考えていたらcoldrainの演奏がスタート。予想通り前方で激しめのモッシュやサークルが始まると女の子が「きゃー!」と叫びながら後ろに下がっていく光景が多くみられた。肝心の演奏はそのアンバランスの客層のため、バンドと観客共に今ひとつ盛り上がりきれなかったのが正直なところ。いくらパフォーマンスが素晴らしくても客層一つで雰囲気が左右されてしまう(そこで振り回されないバンドこそ一流なのだが)のがフェスの難しいところ。


coldrain - The Revelation (OFFICIAL VIDEO) - YouTube

〜BABYMETAL〜

今年に入って本格的にフェス参戦を重ね、「2013年最もロックフェスに出演したアイドル」となったBABYMETAL。彼女達の活動について一部では「見つかってしまった」「ももクロ流れに浸食され始めている」という意見も出ているがフェス出演ごとに着実にファンを増やしているのは否定できないだろう。今回出演するRAINBOW STAGE(キャパ1万)は恐らく彼女達のキャリアの中でも1,2を争う大きさであり個人的にも期待は大きかった。またこの日はタイムテーブルがLINKIN PARKとモロかぶりという事で泣く泣くリンキンを諦めざるをえなかったのでその分楽しませてもらいたいと思っていたのが正直なところ。ステージ上にドラムセットが設置されメタルの神たちがリハを始めただけで大歓声。期待に胸を膨らませながら開演を待つと定刻にOPムービーがスタート。いつものテンションで「メタルの神が〜」「メタリカも出演する天下一メタル武道会が〜」と煽ったかと思うと最後に「LINKIN PARKはここじゃないぞ」と自虐風煽りをフロアに叩き付けたため自分含め観客のテンションはマックスに!「そんなこと分かっとるわ!!!」「SU-METALが良いんだよぉ〜!!」と悲痛なシャウトが飛び交う中一曲目「BABYMETAL DEATH」スタート!テンションマックスのメタラー達による暴動に近いモッシュの中をCN FTファンが悲鳴を上げながら逃げ惑う光景はさながら世紀末!その後も「メギツネ」〜「Catch me if you can」〜「ドキモー」と幾多のフェスを経験した定番曲がメタルの神達によって生演奏される事で力強さを更に増してフロアのテンションは高まることこの上無し。後半の転換ムービーでは昨年のサマソニ出演から今年の”格上げ”出演までの流れについて触れられ、1年間の急激な成長を実感する事に。そして巨大WODが定番である「イジメ、ダメ、ゼッタイ」まで一気に駆け抜け、1ミリの隙もない素晴らしい内容だった。「完全に燃え尽きた、、、」ととぼとぼステージを出ようとすると後ろに待機していたCN FTファンが前方にトンデモナイ勢いで前方に集結し、そのエネルギーに脱帽。

終演後に近くで「集合写真撮ろう!!!」と聞こえたのは空耳だと思いたい。


BABYMETAL - イジメ、ダメ、ゼッタイ - Ijime,Dame,Zettai (Full ver ...


BABYMETAL 「イジメ、ダメ、ゼッタイ」 イントロ→WoD SUMMER SONIC 2013/8/10 - YouTube

METALLICA

天下一メタル武道会のトリはもちろんメタリカ!昼の暑さも成りを潜め海風が涼しいMARINE STAGEに黒メタルTのゴツいおっさん達が大集結。20分近く開演が押したがステージ上の超巨大LEDスクリーンと共に御大登場!!2曲目でいきなり「Master Of Puppets」を投下しスタジアム全体で大カラオケタイム開始!巨大LEDの派手さと相まって素晴らしい内容だったのだが、流石に疲れがたまってしまい翌日の事を考え中抜けする事に。


Metallica - Battery (live Tokio, Japon 2006) - YouTube

(Part4に続く)