推しが卒業しました

2017年2月26日(日)

lyrical school one man live "LAST SONG"

2か月前に現体制の実質的解体発表を受けてその時の悔しさだったりやりきれなさをブログに書いた。

yinnocent5680.hatenablog.com

ブログを書いて2017年を迎えてから何かメンバーのためにできたかと聞かれたら何も言えない。ただ、以前と変わらずに現場に通いライブを見て特典会に行きヘッズとご飯を食べに行く2か月だった。

27日の朝もその日の朝だからといって目覚めが悪いということもなくゆっくり起きてシャワーを浴びて会場に向かおうと段取りをしていたらTLを見るとまだ朝の9時過ぎなのに会場前に列ができていることに気づく。

慌てて新宿に向かうと既に30人近く並んでいて改めて今日が単なる「ワンマンライブ」ではないことを実感する。

同じくTLを見たのか、早め早めにヘッズがBLAZE前の広場に集まり始める。とりあえず自分の荷物を置いて前物販の開始までダラダラしようかとコンビニでハイボールとアメリカンドッグを買って出ると、いきなりノグチさんにポンと肩を叩かれ「大丈夫?目潤んでるんじゃない?」と冗談交じりに尋ねられる。「大丈夫ですよ!」と笑って返すとノグチさんの目がもう既にかなり潤んでるのを見て朝から何とも言えない気持ちに。卒業発表後、最初のライブだった全国ツアー仙台公演の同じ最前列で一緒に泣きまくった思い出がフラッシュバックした。大部さんが涙ながらに「これからも私たちについてきてください!」のもその時だった。

前物販でメンバー全員分の2S券を確保し、とりあえずひと段落。広場の酒盛りもだいぶ盛り上がってきたのか、いい年した大人たちが快晴の歌舞伎町のど真ん中で相撲大会を繰り広げる自由な空気を味わいながら酒が進む。

開場後はメンバーへのサプライズとして有志で用意していたサイリウムを来場者にひたすら配る。リキッドワンマンを直接見ることができなかった自分にとって今回のサイリウム企画は特別だった。自分がヘッズになって追いかけてきた2年間、サイリウム企画は要所要所のワンマンで行われてはきたけれども、リキッドと同じ「満杯のライブハウス」でのあのサイリウムの海を見ることができなかった悔しさを最後に晴らしたい。あくまで個人的な願いだった。

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好きな色のサイリウムを持って行ってもらうようアナウンスをしながら関係者受付に目を移すと元マネージャーの岩渕さんやアプガのメンバーが通り過ぎて行く。用意した850本のサイリウムを配り終えて入場。

本当に満員のフロアをすり抜けながら、中段付近でスタンバイ。10分ほど押してからライブスタート。いつものtengal6コールもなくスタスタとメンバーが登場し『GOLDEN』~『プレイルーム』~ 『S.T.A.G.E』という前週の名古屋ワンマンと同じ流れ。ヘッズのノリが前のめり過ぎて空回りした感が否めなかった名古屋ワンマンとは違ってヘッズとメンバーのテンションががっちり嚙み合っている。

『おしえて』~『DO IT NOW!(HEY!HEY!HEY!)』の鉄板の流れといい、ヘッズもメンバーも笑顔でひたすら盛り上がる。多幸感を声高に表現することが難しいHIP-HOPの枠の中でライブハウスの全員が笑顔になれるパフォーマンスができる今のリリスクとしばらくお別れをしないといけない後ろ暗さを感じながらもライブは続く。

『おいでよ』からの中盤パート。『まちがう』以降はそれぞれの歌詞やメンバーの思いがリンクする。

まちがいはまちがいのまんま

終わりじゃない 笑いに変えたい

『まちがう』

あれがああならってたられば きりがないよね

思い通りなんてつまらない らしくあればいい

『まちがう』

もしも これがよくできたお話なら

最高のエンディング探し

『もし』

私なら 立ち向かう真正面から

そんな強さを持った人になるまでぶれない気持ち

『もし』

度胸 実はあまりないんだ

『しってる/しらない』

おとなしすぎちゃったの

仲良くしてみたかったよ

どこで間違ってて

こういう結果になったの

『ひとりぼっちのラビリンス』。

『サマーファンデーション』からパーティームード復活。推しジャンも飛び交いフロアの温度も上がっていく。落ちサビでのリフトも誰がどのタイミングで上がるかという点では最高としか言えない組み合わせ。リフトされた推し同士が肩を組んで推しに愛を注ぐのを笑顔でメンバーが見つめる構図の美しさ。

「目立ちたいから俺を上げてくれ!」と勝手に叫ぶんじゃなくて「この場面でこの人上げなきゃ噓でしょ!!」と周りがわらわらと担ぎ上げるヘッズ同士の目と目で通じる関係性こそ自分がlyrical schoolを好きな理由であり、集大成となるライブでその完成形を見れた気がして少し泣く。『プチャヘンザ!』のリョウさん&昼寝さんのWリフトはズルい。あれを見せられたら誰だって泣いちゃうよ。

MCではamiちゃんが「良い"多幸感"なんじゃない?」と笑いながらヘッズに問いかける。アイドルライブの感想における"多幸感"という言葉の擦られ方を抜きにしても、あの会場のだれもがメンバーの幸せ、そしてそれを見つめるヘッズの幸せを願っていたという意味では正しくあの会場には"多幸感"しかなかった。

そして遂に『photograph』。メンバーがフロアを向いた状態でイントロが始まってしまったため点灯のタイミングが遅れたものの正真正銘5色のサイリウムの海を作ることができた。

既に涙を抑えることができないamiちゃんの歌いだし、自分も泣いてしまいそうになるのを必死に抑えながらamiちゃんの手を繋ぐhime

手つなぎたい思いは 風に吹かれそっと揺らいだ

めくるカレンダーにせかされ ちょっとの間離れ離れ

伝えきれず感情に捕まれ

「じゃあまたいつか」 それでお別れ

もうすぐこのライブが終わってしまう。

そしてmeiの間奏ラップ。いつもは感情が面白いほど顔に出てしまうのに、今日は終始笑顔で涙をこらえる様子一つ見せなかったmeiが涙ながらにminanとhimeに向けて

大丈夫 想像して 楽しい未来が待ってるから

これからも いつでもさぁ とんでいくからさぁ 

こんな幸せなさぁ お客さんがいっぱいいるんだからさぁ

みんなは連れてってくれるよね?

自分の卒業ライブなのにあくまで今後のリリスクの幸せを願う姿。リキッドではサイリウムの海を前に言葉を失ってしまったのに、今では残るメンバーへの最大限のエールそしてヘッズへのメッセージを胸を張って届けられるまでになったんだ。

1年前メジャーデビューが決まったメンバーに向けてマネージャー&DJの岩渕さんが運営を離れる前に送った言葉

大丈夫 想像して

もっと 楽しくなるはずって

『RUN and RUN』

ずっと一緒にはいられない誰かに向けての最大限のエールを1年後、minanとhimeにmeiは託したんだ。

感慨にふけってると謎タイミングでのたまちゃんリフトや落ちサビ四天王リフトの完成度に思わず笑わされたりでこんなに笑って泣けるライブ人生で初めてだ。

 そして正真正銘"ラストソング"『tengal6』

 今までの9人のリリックを組み込んで歴史を総括しながらも今後現れるだろう10,11,12,13人目のlyrical schoolへの希望に溢れたラストソングだった。

男泣き状態のキムさんの進行で卒業メンバーラストスピーチ。自分自身の活動予定を前提に置きつつもどのメンバーも残る2人へのエールで締めくくる。大部さんの「himeとminanがもっと大きくなって、私たちが叶えられなかった夢を叶えてくれると思います。」の言葉にリーダーの大きさを思い知らされる。

そして特典会、握手ではヘッズが推しのメンバーを泣かせてしまうのを見て自分たちまで泣いてしまう涙の輪唱状態。himeとminanには「新体制も見に行くから!」と伝え、特にhimeには「大学入学と新体制始動が重なって大変だと思うけど頑張ってね」と言葉をかけたらケロッと「うん!大変だから来て!」と返されてしまい沼の深さを実感した次第。

大部さんに「結局ノグチさんと結婚するの?w」と聞いたら「今日私『他現場で会えますか?』『本当にノグチさんと結婚するんですか?』しか聞かれてないんだけど!」と

amiちゃんにはひたすらami推しWリフトとそれを涙ながら見つめるamiちゃんの構図の美しさをほぼ一方的に語っておしまい。

meiちゃんはまぁ、はい。

 そして最後の特典会、2Sチェキ。各メンバー100枚しか特典券がなく、多くても1人2~3回しかループできないため話す内容を固めておく。

まずは大部さん、mei推し有志で作ったオリジナルTシャツをみて「今後も推していってあげなよ」と笑顔で言葉をかけられて「あ、ありがとうございます!」と最後の最後まで心をつかまれてしまった...

amiちゃんには改めて自分にとってamiちゃんは最高の"同級生”でありリリバスは最高の"修学旅行"だったと伝える。2週間前のステラでの個別サインでフリーでメッセージをお願いしたときに書いてくれた内容が最高だったんだ。

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「また会えると思っていていいんだよね」と聞くと笑顔で頷いてくれた。ただただ嬉しい。

そしてmeiちゃん。出だしから思わず「最後だよ...」とこぼしてしまい「本当だよ!w」と笑われる始末。結局ポーズを決められず最後もやっぱりピースサインに。ぴよんさんも気を使ってくださったのか剥がしが緩かったので最後の会話。やっぱり同じく「また会えると思っていていいんだよね」と聞いてしまった。meiちゃんも同じく笑顔で頷いてくれた。

特典会も終わって完全終了。あっという間に終わってしまった。

その後は場所を移してヘッズ会。100人近く集まっての大宴会だった。ここにいる全員がそれぞれの気持ちで卒業メンバーとお別れしたのかと考えるとグッとくる。酒も回ってくるとそこらかしこでヘッズ同士抱き合ったり握手を交わしたりと熱い雰囲気に。同じメンバーの幸せを強く願う人たちが一堂に会したあの宴会のグルーブ感はそうそう味わえない。

自分がリリスク現場通い始めたのと社会人デビューがほとんど一緒で、周りの先輩たちから「社会人になったら遊べなくなるから学生のうちにモラトリアム謳歌しておけや」とさんざん言われていた。

そんな助言にうんざりしながらもリリスク現場に通い続けると平日は仕事を精一杯こなして土日のライブでありえないほど盛り上がったり、節目節目のライブではとんでもない装飾作ったりと人生をフルで楽しむ素晴らしい大人たちと巡り合えた。

遠征先でみんなでおいしいもの食べたり遅くまで酒飲んだりする中で話題の中心はやっぱりリリスクだった。lyrical schoolという確固たる中心があるからこそ色々な人たちと出会えたと思うし、感謝しかない。

次いつ皆さんと会うことができるかわからないけど最後のあいさつでmeiちゃんが言ってた"すごいイベント"やリリスク新体制お披露目でお会いできることを心から願ってます。

lyrical school 本当にありがとう、そしてこれからもよろしくお願いします。


12. Marvin Gaye & Tammi Terrell - Ain't No Mountain High Enough